ほのぼのと恐怖の衝撃の絵本

懐かしの作品『風が吹くとき』

洋書絵本を扱う本屋『目白 絵本の家』で懐かしの作品を見つけました。

ので、買ってきました。

レイモンド・ブリッグズという方はあの『スノーマン』を描いた人で有名らしいです。スノーマンの著者だとは思わなかったなぁ。

『風が吹くとき』、この作品、ぼくが子供の頃に、いとこの家に泊まりで遊びに行った時に、このビデオがあって、見せてもらった作品なんですね。大島渚監督でアニメ映画になっていたと記憶しています。

絵柄は絵本でもアニメでも柔らかなタッチで、ストーリーも前半はほのぼのとしてるんですが、

実は核爆弾が落ちた時の恐怖を扱ってる作品なんですよね。

前半のほのぼのしている展開から一変、突然ミサイル(核爆弾)が落ちます。

子供ながらにミサイルが落ちる展開というのは衝撃を受けましたよ。

なによりもこの老夫婦が核爆弾が落ちることに対して全く恐怖を抱いていず、のんびりしている描写が続くからです。

小学生だった当時の自分でもさすがにこの老夫婦にイライラきましたよ。こんなに恐ろしい事態が起きているのに、のんきすぎるだろ、と。

まあ、だからこそ、一層、爆弾が落ちた後の恐怖が強烈に伝わってくるんですけどね。

平和から一気に『死』が訪れる恐怖。でも、一気に『死』が訪れるわけではなく、じわじわと『死』に向かっていく流れ。二人がのんびりしているだけに余計不気味です。

大人になってからも、レンタルビデオ店でこの作品を見つけた時は、借りて観てみましたよ。

今の時代にも子供にちゃんと見てほしいアニメ作品かもしれません。

絵本は、どちらかというとコマ使いが漫画っぽく、しかもコマ一つ一つがかなり小さいのでちょっと見づらいんですね。文字も小さいのがやや難点。なので、大人向け絵本という感じが強いですね。

絵本としてのこの作品は、あすなろ書房が出しているんですね。ちょっと意外でした。あすなろ書房ってほのぼの系絵本が多い印象だったので。

でも、2015年で15刷なので、ちゃんとロングベストセラーにはなっているんですね。

なんか、この記事を書こうとした時(本を読んだのは前日の夜)に、この作品を扱っているYahoo!記事が出て、びっくりしましたよ。これもシンクロニシティというものなのか。



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