蕎麦屋の読めない字の看板、その意味は

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今の土地に引っ越してから二ヶ月が経ちましたが、

街中の蕎麦屋を見ていて不思議に思ったことが。

蕎麦屋の看板(暖簾)です。

店名の前によく分からない難しい字が三文字。

『き背む゛』

みたいな。

『き』は分かるんですけど、真ん中の文字が不明だし、『む』に濁点もなんて読むのか分からない。

街中を歩いていると、蕎麦屋の店名の前にはこの三文字がついてるところが多い。

前住んでいた所では、こんな字がついた蕎麦屋を見たことがなかったので、余計に不思議に思いました。

もしかして、系列店とか? チェーン店とか? なんて思ったり。

でも、系列店にしては、読めない字を使うって一体……。

ということで、ネットでいろいろと検索して調べてみました。

そしたら、解決しましたよ。

『きそば』と読むらしいです。『生そば』ですね。

中国から伝わった旧漢字をひらがなに変換することがあったそうなんですが、それが『変体仮名』と呼ばれるものなんだそうです。

もともとは『幾楚者』と書いていた文字。これを『きそば』と読み、

ひらがなに崩していくと、

となったらしいんです。

系列店やチェーン店じゃなかった(苦笑

生そばね、きそば。

蕎麦屋では歴史的に生そばであることを重要視しているところがありますよね。うどんと区別する混じりけのない、100%そば粉で作ったそばである証。もしくは打ち立てであるという証明。

江戸時代は当初うどん店の方が多かったそうで、蕎麦が流行するのはあとになってから。で、うどん店から鞍替えして蕎麦屋になったけど、うどんを作る工程にそば粉を混ぜてたところもあって、蕎麦なのかうどんなのかよく分からない店が結構あったらしい。

そこで、正真正銘のそば粉だけで作った蕎麦ですよということを謳いたかったため、この『生そば』という文字を看板に掲げる店が出てきたんだそうな。

そういう名残で、東京の歴史ある下町では特にこの『変体仮名』三文字を使ってる蕎麦屋を多数見かけることができるんだそうです。

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