引き寄せの法則を知ってから、ネガティブな事象を怖れるようになったように思います。
ネガティブなことに過敏になったといってもいいかもしれません。
引き寄せがうまくいっていると感じられるのならいいんですが、そうではなく、引き寄せがうまくいかない、いやなことばかりが立て続けに起きたりすると、ネガティブなことに敏感になって、ネガティブな気持ちになってしまっているからネガティブを引き寄せてしまっているんだと思ってしまうんですね。
心がトゲトゲ・くさくさしてくる。ほんの些細なことでもイラっとしてしまう。
これだと今までのダメな人生が全く良くなっていかない、と。
でも、よくよく考えてみると、引き寄せの法則を知る前からも、ネガティブな気持ちっていっぱい頭の中で描いてきていたんですよね。もちろんポジティブなこともたくさん思い描いてました。
嫌な思いをしても気持ちは「しょうがない」と寛容だった気がします。
じゃあ、それでネガティブな事象を引き寄せてきたかと思い返してみると、そうでもない。むしろ『何も起こらなかった』が正しいと思います。
ぼくの場合、ネガティブなことを考えると当然幸せなことは引き寄せてこなかったんですが、ネガティブなことも引き寄せてこなかったんですね。
逆にポジティブなことを考えてイメージングやオーダーを無意識のうちにしていてもなかなか叶いませんでした。
ただ、起きてきたことは、『何も起こらなかったこと』『虚しい現実』『停滞』です。
引き寄せを知ってからむしろネガティブに振り回されてしまっている印象で、ネガティブ発言すると何か悪いことが起きるんじゃないかって過敏にびくびくするようになってしまってる感じですね。
たぶん、それは引き寄せ関連の書籍とかの影響もあるんでしょうね。ネガティブな思いがそのまま宇宙へのオーダーになってしまっている、と書かれていることが多かったりしますから。
でも、ネガティブなオーダーをしてしまったと思ってもいいんです。
だって、引き寄せを知る前はネガティブなオーダーをしても、ネガティブなことは起こらなかったんですよ。
引き寄せのことを知る知らない以前に引き寄せは働いているということなら、ネガティブも多くあっていいんじゃないかと。
宇宙にオーダーして、それに向けて気持ちが動くかどうか、心がワクワクして行動をとりたいと思うかどうか、が引き寄せの本質ですからね。
成功する秘訣は、ネガティブが出てもいいから、それを上回るほどの幸せなオーダーをしようと思うこと。そして、幸せに向けて行動がとれるかどうかが重要。
ネガティブを怖れないこと。
まして恐怖症・不安症のぼくは、どうしてもマイナスマイナスに物事をとらえがちですからね。
ぼくの宇宙はドSではないのですから。どんな自分も愛してくれて見守ってくれて、幸せへと導いてくれる存在。それがぼくの宇宙なんです。そんなどこまでも優しい宇宙に気づけるかどうか。いつも意識できるかどうかが大切ですね。
自分の宇宙を愛すること。