えずくとは。嘔吐しそうな症状に悩まされる。

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「えずく」という言葉は、「食べた物を吐き出す、戻す、またはそのような状態」を意味するとあります。

漢字で書くと『嘔吐く』です。

テレビなどでも、出演者の人が「緊張すると出番の前に洗面所でえずく」「オエッとなる」とか言ったりする人がいたりするのを見聞きしたりします。会社に行くのが億劫で朝、洗面所で「オエッとなる」人も結構多いそうです。うつ病や恐怖症を抱えている人でもえずくことがよくある人は多いですね。

実際には吐くことまでいかないことが多いんですが、とにかくオエッとなって止まらなくなる。それがえずくということ。

でも、女性ではこれ、あまり聞かないんですよね。過度に緊張した時にオエッとなるのは、男の人がよくあると言っている気がします。

ぼくがうつ病でカウンセリングに通っていた時も、女性のカウンセラーに「えずくことがよくあるんですが」と言っても、どういうことなのか理解してもらえませんでした。過度に緊張してオエッとなることに馴染みがないような印象でした。

逆にメンタルクリニックの男性医師は「あぁ、よくあるよね」とすぐに分かってくれました。そういう時は、我慢せずにオエッてしてしまう方がいいって言われました。

緊張で「えずく」ということは男性特有の現象なのかな、と思いました。女性でも中にはこの症状に悩まされる人はいるでしょうけど、過度の緊張からこうなるっていうのはあまり聞きませんね。

普通の吐き気、とはまた違うんです。「オエッ」てなる時、胃が突っ張るような震えるような感じ。胃が緊張しているような感覚ですかね。

えずきで悩まされてきた

さて、ぼくはこの「えずく」で大分悩まされてきました。

高校生の頃などは、中学の頃の友達と久しぶりに会って遊んだりした時に、会話をしようとすると喉に違和感を覚えて、えずいてしまっていました。

せっかく久しぶりに会ったんだから話したい話したいと思っていても、オエッとなって言葉が出てこなくなる。

高校の頃からすでにうつ病と恐怖症に悩まされてきていたので、仲の良い友達と遊ぶ時でさえも過度の緊張を覚えてしまって、その症状が出てきてしまっていたんですね。

しかも、その頃はうつ病とかそういうメンタルの病気というのを知らなかったので、何でこうなってしまうんだろうとすごく悩みました。その頃(今でもですが)、悩みは全部独りで、自分の内で抱え込んでしまっていました。理解してくれる人がとにかくいなかったのです。そして、悩めば悩むほど、オエッとなる症状が出てきてしまうんです。

そうなると自己嫌悪の連鎖です。高校では自分の居場所がなく、友達ともまともにしゃべれないのかと思いました。

ゲームなどの遊びに集中してしまえば平気になるんですが、遊び終わってからの帰宅途中、話すことがメインになって、そんな時に一度喉の違和感を覚えてしまうと、喉の違和感を意識してしまって、えずきが止まらなくなってしまうんですね。

心配されたからって治まるものでもありません。むしろ逆でどんどん意識してしまい、よりオエッとなってしまう。そしてより心配させてしまう。こういう悪循環です。

この症状で何が心苦しいって、相手側に原因があるんじゃないかって思わせてしまうことですね。話し相手の方が何だか申し訳ない気分に陥ってしまう、ということがよくありました。

友達と遊ぶ時もこの症状で困りましたが、仕事をしていた時もこの症状が出てしまって、歩くこともままならなくなったことがあります。

疲労がたまると出やすい

工場バイトで、始めから終わりまで8時間(残業もあったりすると9時間とか)ずっと立ち仕事が続いてたんですが(それも毎日)、疲れがかさんでくるとこの症状がまた出やすくなっていたと思います。特に食事をした後ですね。

喉の内側に違和感を覚えると黄色信号。喉の奥に何かが詰まっているような感覚。自分でもこれはまずいなって思うんです。症状が出そうだなって思うんです。そして、意識してしまうともうオエッてなってしまいます。

そしてその工場バイトをしていた時は、オエッとなるえずきが全然止まらなくなって、歩くこともできなくなりました。本当に胃の中のものを吐きそうになるまでえずきが続きました。昼休憩ももう少しで終わりそうな時で余計に焦って、さらにえずきが止まらなくなってしまったんですね。実際吐いてしまったら大事になってしまうので必死にこらえました。

また、えずきが続くとかなり体力を消耗します。

もともと過度の緊張よりくる症状で、自分は疲れているんだよっていう自分への危険信号でもあったりします。

結局、工場バイトは自律神経も乱れて眩暈・頭痛なども起こして、仕事を休むことが多くなりました。

身体を酷使するのは本当に良くないことです。

まとめ

えずきを抑える薬というのもないと言われますし、クリニックの先生はオエッとなってしまうなら我慢せずにオエッとし続けなさいと言います。そうすることで負の感情を外に出している意味もあるからだそうです。

ぼくの場合、うつ病も我慢してしまおうとする・うつ病でないように見せてしまう。いわゆる抑うつ病が正式な病名なのですが、ぼくはとにかくいろんなことを我慢してしまう傾向にあると言います。それでどんどん悪いものを内にため込んでいって症状が悪くなっていたのです。

我慢せずに、えずきたい時は素直にえずく、そうすると意外と短時間で収まるとも言いますし、気分的にも深刻に捉えなくてよくなったりもします。気持ちが落ち込むと悪循環にはまってしまうのでね。

えずきで悩んでいる人は、とにかく自分の苦しみを自分の内に抱え込まないようにしましょう。えずいてもいいんだと思えるくらいの気持ちになると気持ちが楽になっていきます。

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