孤独を引き寄せてしまうのはどうしてか。
家に引きこもっていては出会いは生まれない。外に出れば出会う機会が生まれるかもしれない。だから外に出よう、なんていうことがよく言われたりします。
ぼくは結構積極的に都内の大きな繁華街に出かけたり、日帰り旅行とかにも行ったりするのですが、なかなか出会いというものには恵まれません。
どこに行っても孤独を引き寄せてしまってました。
短期の仕事に就いて、うつ病を抑えながら頑張って働いても、やっぱり恋愛につながる出会いなんてありません。感じるのはいつも孤立感でした。
引き寄せの法則では、不足感をもって求めにいくと、不足感というものだけを引き寄せてしまうと言います。
外に出たからといって出会いが生まれるわけではないのです。偶然の出会いを求めても、そんなの確率的にいって、とっても低いのです。
うつ病とかニートでは、結局外に出てもなかなか出会いに恵まれない。
不足感があふれて行動するから
自分にはないから、出会いたい。ないから出会いたい。つまり、気持ちに『ない』『ない』『ない』という不足感があふれてるんですね。
『ある』という気持ちがあれば引き寄せられる。満たされていれば引き寄せられる。
幸せという感情が伴っていれば、引き寄せの効果が働くというのです。
でも、それってなかなか難しいですよね。
出会いに期待して外に出て、勇気を出してカフェとかに入ってコーヒーやケーキを口にしながらゆったりノートパソコンをいじったりして満たされた気持ちでいても、まあ、その時は満たされた気分にはなるんですが、家に帰ってくると、やっぱり今日も何にもなかったなぁ、とがっくり気持ちが沈んでしまいます。
今日も孤独を引き寄せてしまったなぁ、って思ってしまうんです。
ちなみに、これはネガティブ感情です。一日のうちで良い時間も過ごせたけど、一日を総括してみると、ネガティブの方が大きかったかな、と思ってしまいますよね。
でも、引き寄せ関連の本を読んでいて気付いたことがあるんですが、期待すること、これがいけないというんですね。
期待してしまうから、結果がそれ以下だとがっくりが大きくなって、孤独感を引き寄せてしまう。
ポイントは期待しないこと。ただやりたいこと、満たされることを楽しむこと。幸せな引き寄せを生む要因になるというんです。
小さなポジティブの積み重ね
一日の総括をするとき、今日はこれだけ良いことがあったって思うんです。どんなにささやかな幸せでも、今日一日幸せだった、やりたいことができて満たされた一日だったって思うんです。
そうすると、ネガティブよりポジティブの方が心の中で大きくなってくるというんです。
ネガティブがあってもいいんだよ。そんな自分も素直に受け止めて、ポジティブをネガティブより少し大きく感じて一日を終わらせたらいいというわけなんです。
確かに、今までずっと行動に移すことをためらっていたのに、ついにそれを行動に移せたことってすごい進歩じゃないですか。
何かを買いたかったのに、ためらっていた。このお店に入りたかったのに今まで勇気が出ず、ためらっていた。でも、それがやっとできた! できただけでもすごい進歩! すごい幸せ!
そういう小さな幸せを積み重ねていくんですよね。