関東発祥の和菓子『すあま』と『シベリア』

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定番和菓子『すあま』

昔、職場で話題になった和菓子がある。

それが『すあま』。

関東では知らない人はいないというくらい定番の和菓子『すあま』。

これを知っているかいないかで関東出身かそうでないかが分かる。

というか、ぼくは、『すあま』は全国区の和菓子だと三十代前半までずっと思っていた。和菓子の中でも一番好きだし。

『すあま』とはあんこの入っていない甘いお餅のようなものである。『素甘』とも書く。上新粉を水でこねて蒸し、砂糖を加えてついたもの。

関東の和菓子屋なら大抵は置いているし、紅白で分けて売っているお店もある。そして、お店によって、微妙に形や柔らかさが違ったりする。一般的には周りがギザギザしている。

スーパーにだって普通に売っている。豆大福とか草大福とかそういうのと並べて置いてあることが多く、置いていないスーパーの方が珍しいので、知らないという人の方がかなり珍しい。

あと、価格が和菓子としては安め。豆大福が100円とすると『すあま』は80円。そういう点で子供にとっても手に取りやすい和菓子なんだと思う。

ちなみに、関西の人は『ういろう』と比較する人もいるけれど、『ういろう』よりももっともっちりしていて、歯ごたえがある。

『鶴の子餅』というと分かるという人もいる。確かに『鶴の子餅』は形が似ている。歯ごたえが似ているかどうかは不明だけど。

でも、とある職場で関東出身者の中にも『すあま』を全く知らないという人もいた。お酒がとにかく大好きで和菓子というものを買ったことがなかったというから。いや、それにしたってさすがに変だとは思った。まあ、実際すごく変な初老のおじさんだったのだけど。

『シベリア』というパンのお菓子

また、『すあま』の他に、『シベリア』という和菓子とも洋菓子とも言えるような作りのお菓子があるのだが、これも意外と知らない人が多いんだね。

『シベリア』とは、カステラで羊羹みたいなものを挟んだサンドウィッチみたいなもの。

先日、駅前のスーパーでパン売り場(和菓子売り場)を眺めていたところ、久しぶりにこの『シベリア』を見たのだ。

子供の頃からたまにスーパーとかで目にしていたけれど、見た目にものすごく甘そうなお菓子っぽかったので、自分で食べたいと思ったことがなかった。

和菓子の中で羊羹だけは苦手でまったくと言っていいほど食べられないのだが(水羊羹は食べられる)。

で、職場で周囲の人に『シベリア』を知っているか、聞いてみたところ、神奈川・東京出身以外の人は、まったく知らなかった。名前どころか、見たこともなかったという。

『すあま』と同じく、どこにでも当たり前にあると思っていたのだが。

どうやら『シベリア』は横浜発祥っぽく、東京近郊までしか広まらなかったらしい。ネットで調べてみると、明治時代末期からあったらしく、中部地方でも一般的に知られているとか。特に、昔は関東地方で相当人気のあったお菓子だったそうだ。

最近ではジブリ映画『風立ちぬ』に『シベリア』が出てきたそうだ。

『すあま』同様、全国区だと思っていたお菓子。意外なところで関東の地方菓子というものを発見してしまった。

ちなみに、近所のスーパーで実際にシベリアを買って食べてみたところ、意外に羊羹の部分が柔らかめで、甘さ控えめといった感じだった。水羊羹に近いのかも。

確かに甘いけれど、思っていたほどの甘さではなかった。ただ、ボリュームはある。お茶は必須。

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