金運引き寄せの習慣
読んだ本はこれです。
本屋さんで目にして、手に取ってみて、「あなたもお金持ちになれます」と序盤にいっぱい断定的に書かれてあって、思わず惹かれて買ってしまいました。
金運は上がってほしいですもんね。お金に縁のなかった生活を長年していたぼくにとっては、本当にどうしたら金運って上がるんだろうってずっと思っていて、藁にもすがる思いでしたから。
『お金持ちの法則』という本も買いましたが、こういうのって何冊も買ってしまうんですよね。
お金持ちになれると信じ切った人がお金持ちになれる。
お金の引き寄せ本にはほぼ必ず書かれてあることですが、大事なのはお金に対する見方を変えるということ。お金のメンタルブロックを外すことです。
小さい頃から「うちにはお金がないから」とか「お金持ちになるためには頑張って働かないといけないんだよ」とか、そう大人たちから幾度も言われて育ってくると、お金に対してメンタルブロックがかかってしまうのです。
自分はお金を稼げないんだ、大きなお金を持っちゃいけないんじゃないか。
特に長年収入が少ないと、完全に貧乏癖がついてしまいます。ぼくの場合は、50万前後貯金出来たら、とりあえず安心みたいな感じがありましたし。70~80万くらいあると、結構豊かな気持ちになったものです。これくらいあるからいいか、と。だからお金のめぐりが悪い。メンタルブロックでお金の流れを止めてしまっていたんですよね。そして、それは貧乏癖からくる考えだったんです。
うつ病なので、就職先を決めるのも大変だし、職に就いても長く働くのが大変だし。
大変な思い・我慢をしないとお金は手に入らないんじゃないかって思いこんでました。それはもう大学に入る前、アルバイトをしていた頃からもうそういうマインドになってました。親から言われてきたのが原因だったんです。うちにはお金がないって聞き飽きるぐらい何度も言われてきました。
そっか、そんなにお金がないのなら、うつ病で大学行くのも苦しいし、迷惑かけないためにも大学を中退するしかないか、という思いにもなりましたから(でも、実はお金はあった)。ないないと言っていると、本当に損する流れになってしまいます。損する流れが家族に蔓延します。
でも、これはぼくだけではなく、大勢の人が大なり小なりお金のメンタルブロックがあるようです。だから、自分が大金と思っているような額を手にすると怖くなったり、逆に気持ちが大きくなりすぎて短期間で散財してしまう、なんてことがあるわけです。
でも、お金のメンタルブロックというものに気づくと、考え方というものが変わってきます。自分の価値というものも上がってきます。
この本でもやっぱり、自分の存在給というものを設定すると、お金の流れが変わってくると書いてあります。
お金というのは自分の思い方次第で流れが大きく変わってくる、と。
そうはいっても、やっぱり収入が少なくて生活が苦しい。そんな場合は、今持っているものに感謝して、それで存分に楽しむ生活をしてみるのだそうです。そうすると充実したエネルギーが出て、豊かさを引き寄せてくれるのだとか。
周りに成功者が出てくると
それはあなたも豊かになるチャンスが来ていますよという合図とのこと。
ただ、それを知らずに、成功者をねたんだり、うらやましがって否定していると、豊かになる流れが離れていってしまうとのこと。
成功者が出てきたら、自分ももうすぐそうなるぞっていう気持ちになることが大事。
確かに、言われてみると、周りでプロの小説家になってる人が増えてきた時、自分もこの流れに乗って頑張ろうって気持ちになって、一次通過とかもできるようになりましたからね。
これは野球とかでもたとえることができますよね。みんながバンバン打っていくと、つられて後ろの打者も打っていく。打ちやすい雰囲気になる。普段はあまり打てない人でも打てるという気持ちになる。
豊かさの流れに乗るっていうのは本当に大事なんですよね。
お金に対して興味や好奇心がないとお金は寄ってきてくれない
これもさっき言いましたよね、「これくらい」貯金できたからもういいか的な気持ちになると、それ以上は貯まらない。そしてまた減っていって、必死に頑張って仕事して入ってきても「これくらい」の貯金額で止まってしまう。
日本は教育課程でお金の勉強をしないと言われています。ところが世界の多くの国ではきちんと小中高あたりでお金の勉強をするのだとか。経営学や投資のやり方などがカリキュラムがあるというのをテレビで見ました。
だから、日本はお金の価値がなかなか分からない子供が多いんだとか。
お金持ちのつもりで行動すると、チャンスや豊かさを引き寄せられる
なるほどなぁ、と思いました。お金持ちの人って運がいいというイメージがありますよね。どんな行動をとってもあまりネガティブにならないというか。多くのことを楽しんでいるイメージがあります。そうして楽しんでいると、新たな豊かさを呼び込んでいる。
でも、お金がなくたって、あるつもりで行動すれば、豊かさを感じて楽しむことができるというのです。それで新たな豊かさを引き寄せる。
なくても、あるつもりで行動すれば、流れが変わっていく。
お金持ちになる法則っていうのは、気持ちの持ち方なんだなぁ、と思いました。
起業で成功したい場合も、このマインドが大切だって言われてます。
まとめ
ぼくは、この本を読んでからも、まだ豊かさの流れに乗れている、というわけではないですが、お金に対する気持ちにネガティブさがあると、何かが滞ってしまうというのは感じますね。なにかちょっと上手くいっていないなって感じがする。
でも、お金持ちのつもりで行動するっていうのは結構大事なことだと思います。高い買い物をしろといっているわけではなく、お金がたくさんあると思って余裕のある気持ちで過ごすと、何か新しい道が開けてくる、今まで見られなかったチャンスが掴める、そんな気がしてきます。
お金がないない、という気持ちでいると、新しいことにも取り組む気持ちが湧かないですからね。気持ちも内に内にこもっていってしまいます。