男らしさハラスメント

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先日、ヤフーのニュースでこういうのを見た(下のタイトルから記事に飛べます)。

男らしさハラスメント

『女性たちは、女性であるがゆえの生きにくさを声高に訴えるようになった。
一方、男性は男性特有の苦労はあれど押し黙ったままだ。
その置かれた窮状と声を上げられない理由に迫る』

この記事を読んでいて、確かにと思った。うつ病になっているから、弱さを抱える男子が社会でどう見られるのか・どう生きていけるのか敏感になっているからなのか。

ただ、ぼくの場合すでに高校卒業した頃からうつ病になっているから、『男らしくあれ』ということに対して、そんな必要はないと社会人になってもずっと思っている。別に女性の方が稼ぎが多くても、それでパートナー関係が良好なら全然それでいいし。そういうパートナーがもっと増えれば世の中はもっと良くなると思っている。

会社に勤めて出世する欲というのも全然ない。成功したいという思いは当然あるけれど、童話・児童文学系で成功したいという思いを持ってきているので、別に男らしさを伴って成功したいという気持ちはない。人間として弱くても成功していい、『弱さ』を堂々と持って成功していい、そういう考え・目標を持っている。

ただ、派遣社員として企業に勤めると、職場とかではいまだに「男らしくない」とか「男なんだから」とか言われることがある。非難されるような口調で言われる。それで実際パワハラも受けてきた。「それは女がやる仕事だ」とか。

しかもこれを言うのはほぼ女性だ。

こういうことを言われるたびに、おかしなことだと思う。
そういう人たちに反対に「女らしくない」と言ったら、すごく反発してくるだろう。「女らしさ」を男が言ったらセクハラになるのに、「男らしさ」ハラスメントは許されてしまっているのだ。しかも反発すればまた「男らしくない」と嘲笑されるのだ。

男女の差別を生んでいるのは実は女性ということも耳にする。仕事の場でもそうだし、子育て、夫婦のあり方しかり。恋愛においてもだ。

出会いアプリなどをちょっとしてみたことがあったけれど、そういうところでも、いまだに相手に「男らしさ」を求める女性の多いこと。高年収の女性でもそうだなのだ。大半が男に求めるのは「男らしさ」だったりする。出会い系アプリにはそういう偏った価値観を持った人たちが集まってくる、という側面もあるが。

結局、世の中の在り方が変わってほしいと願いながら、「男は常にこうであれ」という古い価値観を押し付けてくる。

この記事内には「いかに多様性が叫ばれても、職場で男らしさを尊ぶ姿勢はまだ残る」という言葉もあったりする。

そして、問題が起こるのは家庭でも。

妻のほうが高年収の場合でも、家に帰れば夫に対して『男のくせに稼ぎが悪い』となじってくるという。それでも、生活費は全部夫が払うという状態。これに異を唱えると、この妻は『男が出すのは当たり前。私が稼いだお金は私のもの』という考えなのだそうだ。これも結構聞く話だ。

それに妻からDVを受ける夫というのも5人に1人の割合でいるという。DV被害を受けるのは女性だけではないのだ。

女が強くなった、男が弱くなったといわれているが、ぼくは違うと思っている。いつの世にも弱い男はいて、そしていつの世も人知れず病んできたのだ。弱い男など認めない、これまでの世の中がそうだっただけなのだ。「弱さ」を揉み消そうとする社会だった。だから、うつ病は認めない・甘えだという考え方が出てくるし、パワハラもいたるところで横行し黙認されてきた。ちなみに、女性は昔から強いと思っている。

女性には気を遣うのに、男は冷遇されるというシーンも様々な職場で結構見てきた。

就職活動でもそうだ。総務・事務職などに応募しても、いまだに「女性にやってほしい仕事だから、女性のみ募集しています」と言われることがある。

世界一、女性よりも不幸な日本の男性の実態。

日本の男性の「生きづらさ」は、データにも表れている。男女の格差を表す「ジェンダーギャップ指数」によれば、’17年の時点で日本は世界144か国中114位。男性は女性より経済面や教育面などでは優遇されているものの、14年に発表された「世界価値観調査」によれば、日本は男性より女性の幸福度が上回って、男女の間の幸福度に世界一ギャップがある国なのだ。

男性ももっと生きにくさを訴えられる世の中になった方がいい。

※週刊SPA!12月18日発売号「男らしさハラスメントの実態」特集より

ぼくとしては、女性らしさ・男らしさというものは否定しないし、女性らしさ・男らしさというのがあるのは素晴らしいことだと思う。ただ、そうでない部分もしっかり認めようよ、ということ。
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