東京で初めてやったアルバイトでいきなりトラブル

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うつ病が悪化している中でやったアルバイト。

埼玉の新河岸から父の実家に移り住んで、大学を中退する直前の春、(東京で)初めてのアルバイトをしたのが、某ホームセンターでの品出し・梱包だった。

勤務地は電車で30分くらい。満員電車に乗るだけでも精一杯だった。とにかくその頃は家で食事もあまりできない(経済的におかず等ほとんど用意できない)状況が続いて、体力的にも衰弱していた頃だった。栄養失調も治っていたわけではなかった。

といっても、毎日ひどく体が重いものの、それでアルバイトをするのに支障があるとは思ってはいなかった。その当時はうつ病のことに詳しくなく、仕事をするのにそこまで支障があるとは思っていなかったのだ。だから、フルタイムではないアルバイトくらいならできるだろうと思っていた。

ところが、やってみると甘かった。うつ病が悪化していたため、体が思うように動かない。仕事をしていてもとにかく体はだるいし、気分は落ち込むし、声も驚くほど出ない(品出しでもお客さんに声をかけられることがあるため一応接客の基本は教えられる)。「おはようございます」程度の挨拶でさえできないくらい声が出ないのだ。あととっさに反応受け答えができないのも、うつ病を患っているとよくあることかもしれない。いつも緊張状態だし、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」など臨機応変に対応するのが難しいのだ。

それでも、業務を自分のペースでこなしていくとそのフロアの女性上司から評価されて、その人の指示の下で、ある特定の売り場の品出し担当になったのだが、今度は何故か梱包チームの従業員から因縁をつけられることになる。

品出しではなく、梱包の方をやれ、と言われたのだ。品出しより自分の方の業務を手伝え、と。その梱包の従業員は、ぼくのことを自分の部下だという思いがあったらしい。

けれど、立場的には品出しの女性上司の方が上だし、その女性上司が配置転換を決めたのだ。なので、梱包より品出しを優先していたのだが、梱包チームはそれが気に入らなかったらしく、ぼくと顔を合わせるとことあるごとに罵ってくるようになってきた。「品出しなんてやらなくていい、そんなの男のやる仕事じゃねえ、こっちをやれ」と恫喝気味に言われたりもした。

うつ病で毎日が苦しい中、必死に職場に通っているのに、一部の従業員たちからねちねちねちねちと言葉でのパワハラ行為を受ける。

いよいよ品出しか梱包か、どっちを優先していいのか分からなくなり、我慢できなくなって辞める旨を部長に伝えたところ、「社会に出ればそういう嫌なこともあって当たり前なんだから」と言われた。その当時はまだパワハラという言葉が一般的でなく、嫌な思いをしても(パワハラがあっても)我慢して仕事をしていくものだ、それが社会人だ、と諭された。「それで仕事ができなくなるようでは、社会人として、これからどこに行ってもやっていけないぞ」ということを言われたのだ。

そんなのは受け入れられず、うつ病も抱えていたので、辞める意思は変わらず、その日に辞めたのだった(三週間くらいで退職)。

当時はパワハラという言葉がまだ一般的ではなかったのだけれど、昨今ではこういう件で訴えている人がいるくらいだから、あの時逃げるようでも辞めたのは正解だったし(ああいうトラブルで辞めたのは自分の心の弱さのせいではないかと、何年も自分を責めたりもしたけれど)、うつ病を患っていなくても改めてひどい職場環境だったのだと思った。

昔は、職場にパワハラはあって当たり前で、それを乗り越えたら立派な社会人になれる、と言われていた。だから、年配の人にはいまだにパワハラを当たり前のように行う人がいるし、うつ病なんて認めない・甘えだと主張する人もいまだにいたりする。

高校生の時に食品工場でアルバイトした時もそうだ。真夏で、惣菜を作っているため室内が高温になり、かつ水分も全くとらせてもらえずに、脱水症状・(今でいう)熱中症などになる職場だった。限界だと感じて辞めますと言ったら「こんなことで辞めたら、将来、社会人として、どこに行ってもやっていけないぞ」と恫喝するように言われたことがある。

今だと熱中症の危険性が高い職場で水分をまったくとってはいけない会社なんて、まさにブラック企業になるだろう。

確かに会社には会社の都合もあるから引き留めるんだろうけど、病気になってまで続ける必要はないと思う。まして正社員でないのなら。

うつ病の人は特にアルバイトをするだけでもかなり大変に感じるはずなので、うつ病が悪化しそうな職場だと感じたら、無理せずに辞めた方がいい。職場に迷惑がかかるとかそういうことは一切考えない方がいい(無理して続けて体調を悪化させてから辞めると、アルバイトして稼いだ意味が全くなくなってしまうから)。せめて少しでも働きやすい職場・無理せず行える仕事を見つけた方がいい。

この当時の自分と今の自分、比べてみると、やっぱり成長したなぁ、と思う。まあ、十五年以上経っているし、今では引き寄せの法則関連のおかげで感謝の言葉も日常で意識的に何度も言うようにしているし。自己肯定もできてきたし。いまだに臨機応変な対応は苦手なことはあるけれど、うつ病状態が長年続いてたって、少しずつ色々な経験していけばしっかり成長していけるのだ。

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